人間の底に根付く感情を揺さぶる 賭博黙示録カイジ

社会を生きている中で人は恐らく幾度と無く、競争にぶつかる。
それは学歴であり、会社の椅子取りであり。

しかしながらそれを大きく口には出さない、哀れに聞こえてしまったり傲慢に聞こえてしまったり、人間の欲は口に出してしまえば、とても悪い物に見えてしまい聞こえてしまうからだ。

それをあえて口に出す、表に出す作品が賭博黙示録カイジだと思います。

この作品は藤原竜也主演で実写映画化されたり、萩原聖人主演でアニメ化されたりと作品が展開されて、時間が経過してから、様々なメディアミックスが施された作品でもあります。

主人公が命がけで大金を!?

作品は主にギャンブルを中心として主人公の伊藤 開司(カイジ)が命がけで大金を手に入れるという作品になっています。伊藤 開司をはじめとしたキャラクター達はまさに素直、まさに率直な生き方で各々のキャラクター達とぶつかり合います。

例えばその作品の中にあるゲーム、勇者達の道(ブレイブ・メン・ロード)では、高さ約10mの鉄骨が数本あり、その上を早く渡った者が勝利となっていますが、しかし参加人数に対しての鉄骨はあまりに少なく上位になる為には、相手を押して鉄骨から落とすしか無い、まさに人間競馬のようなルールです。

それは社会にある「椅子を取る為には、相手を蹴落とさなくてはならない」と言う事を本来であれば互いに口にする事無く事実だけをただ遂行する世の中に対し、目の前に居る[人間]を蹴落とさなくてはならない。と言う事をまさに体言したルール。

主人公達の真っ向に生きる気持ちと、お金に対しての欲。

それは恐らく人間である我々も口には出さずに奥底で持っている感情に真っ正面に向うカイジ達を見て漫画ではありますが、時に落ち込み、時に笑い。 ほくそ笑むような感覚に堕としてくれる作品だと思います。

     

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