人間がやっていることを考えさせられる 寄生獣 漫画 感想とネタバレ!

岩明均さんの作品で1990年に単行本第1巻をアフタヌーンKCで発売した漫画「寄生獣」。
1995年に最終巻である10巻を発売された寄生獣を読んてみた簡単なあらすじや感想を紹介していきます。(ちょっとしたネタバレ要素もあり)

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ミギーという寄生獣の存在がすごい!

特に私が好きなのは寄生獣のミギーです。

主人公である新一は、この寄生獣のミギーに寄生されかけますが、右腕から侵入したところをコードで強く縛ることで脳まで行けなくさせて、右手のみ寄生という形になりました。こうして新一とミギーは共存していくのですが、他に脳まで寄生されてしまった人たちは、次々と人間を食べたり殺したりします。

人間だって豚や牛を殺して食べるんだから、それと同じだということをミギーは言います。
確かに、生きるために別の生物が人間を殺して食べても、それは私たちが普段していることと何も変わらないのではないか、と深く考えさせられました。

さらに新一は母親の死や、友人の死を乗り越えて徐々にミギーの考え方に影響されていく変化などもとても上手に描けていて引き込まれます。
その後、知能をもちうまく人間社会に溶け込む田村や、人間のくせに人間を殺したい浦上は、人間なのに寄生獣よりも残虐で、寄生獣なのに人の母親になろうとした田村は見ていて切なくなるものがありました。

最後はミギーが人の良いところも悪いところも受け入れてくれたような素敵なセリフを言ってくれるのですが、そのシーンが私は一番好きです。寄生獣をかっこいいというのはどうかと思いますが、本当にカッコイイです。

全10巻というそんなに長くもない漫画ですが、非常に内容が濃くとにかく登場人物がすべて魅力的です。

     

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